進化するホワイトニング

歯科事情が日本より何年か先を進んでいると言われる
アメリカでは歯の色を気にしていて18歳以上の人で「歯を白くしたいと思っている」という統計では85%以上に上るそうです。そして米国では盛んにホワイトニングを家族で楽しんでいるとのことで、気軽にホワイトニング剤を薬局で買えます。

それも結構強いそうです。私も海外旅行に出かけたときに薬局の棚を注意してみております。何度も観察しまてまいりました。もっともポピュラーなのは歯に貼り付けるタイプでクレストという会社の製品です。

Whitestripsという製品で一日五分間薬剤が染み込んだテープを貼り付けることを毎日やると白くなると書いております。これが最も大きなシェアーを占めているのだそうです。実を言う私も3年前に買っておりました^^;旅行から帰ってすぐやってみるつもりがどういうわけか倉庫に片付けてしまい、すでに使用期限が過ぎておりますので使わずじまいで。

 さて、最新のホワイトニングでは低刺激タイプが流行っております。今までホワイトニング剤が歯ぐきに触るとピリピリしていたのが今ではほとんど感じられず、また歯が知覚過敏の症状を出すことが多い人でもその症状が憎悪することがありません。

それがMIホワイトニングです。

具体的にMIホワイトニングとは。

  1.   基本的にオフィスホワイトニングですので歯医者さんで行います。
  2.   歯医者さんに来ていただいて先任の衛生士さんが歯面をクリーニングを行います。
  3.   このとき写真を撮って、現在の歯の色がどの色なのかを見比べ記録します。
  4.   歯に専用ホワイトニング剤を塗ります。しみたり、痛みが無いことを確認し、専用のライトで4・5分ライトを当てます。
  5.   洗浄します。
  6.   ホワイトニング剤塗布→青色ライト照射→洗浄を3回繰り返します。
  7.   色の変化を確認します。

 たったこれだけでかなり効果が出ております。費用も大してかかりませんし時間も45分ほどお時間をいただきます。白くなる歯の対象は生きている歯であること。根っこの治療をして変色した歯の場合はその一本だけを白くする方法を使うほうが綺麗に白く出来ます。また、かぶせ物の歯の色はホワイトニングではなくメタルボンドクラウン、エンジェルクラウン、オールセラミクスクラウンなどで対応します。

アメリカではホワイトニングを楽しむとあります。「さすが」って思いますが日本も負けずに楽しんでも良いのでは?