MTIインプラント研修
このところ暑い日が続きます。
急患でこられる患者様の殆どが炎症関係です。
思うことはやはり夏の暑さによる体力の衰えなのではないだろうか。
皆様、お疲れさまです。
さて8/8日の日曜日記事を書いているこの時間はすでに昨日になりますが、
東京は日暮里まで足を運んでMTIインプラントのセミナーを受講してきました。
インプラテックスというメーカーのミニインプラントの使用方法を聞いてきたのです。
本体のメインとなるインプラントの補助的な役割がメインとなるのですが、矯正治療
にも応用が利きます。
補助的に荷重を掛けたくない時に少ないところで植立が可能となる。
時間的な経過を仮歯で過ごす時に使える。1年くらいは仮歯ですごし、骨の強度を得て
インプラントを成功に導くことができる。
メインのインプラントを保護できる。
等など。
私の興味のあるところは、矯正での応用で、
歯を移動するときにどうしても固定源となる歯が前方に移動する。これを防ぐためにいろんな
手を使って前に移動しないように手を打つのですが、簡単にしかも強固な固定源を得ることが出来ます。
インプラントとして扱いますが本来のようなopeの必要がありません。簡単かつ、その日からそのインプラントを使った移動を行います。
麻酔一本で終わってしまいます。
矯正が終われば取除きます。残すこともあります。
チタンなので、親和性も良くそのままのほうが痛い思いもしなくても良いかもしれませんね。
会場はYMDという歯科では有名なメーカーの本社ビル。
そのビルの一階にオブジェが飾られていました。
歯科版のエイリアンでしょうか。上手に作ってますね。