★インプラントって?

インプラントは歯が失われてしまった場所に人工の歯根を埋め込み上部構造体をセットし噛み合せを回復する治療になります。
埋め込む人工の歯根は現在ではチタン製の頑丈なスクリュータイプが主流で当医院もこれを採用しております。

インプラント 認定医 インプラント1

「インプラントは何処にでも出来るのですか?」

いえ、骨が無いところにはそれなりに加工してやらねばなりません。
骨の中にインプラント体を埋入するのでそれよりも幅と長さのある骨の量があることが重要です。

全てを満たす条件の場所があればいいのですが、難しい場所のひとつに上アゴの副鼻腔が発達している場合などは骨が1mmくらいしかないこともあります。
足りない時は骨を増やすか長さを延長する方法を選択します。もしくは骨のあるところに打つ場所を変更するなど。

マグネットインプラント インプラント2

前歯のあった場所の骨などは、骨を押し広げる方法を採用します。
元来ある骨の量がただでさえ少ない骨に更にドリルで穴を開け削る方法にはいささか不安が残る場合もあります。骨が薄いままだと最終補綴(出来上がった歯)を入れたときの審美性にも影響がでます。

そこでOAMインプラントシステムでは骨の量を残しつつ骨密度も高密になりインプラント体が早期に骨と親和する骨癒合オッセオインテグレーションが可能になりました。

特に骨の幅が少ない前歯においてはその効果が得られます。ドリルで削るのが少ないので不快感と痛みも従来よりも減ります。

噛めるようになるために大きな犠牲を払うより、怖くなく小さな侵襲で済むのならばそれを選んで当然でしょう。

ご興味のある方は気軽にご質問ください。

★インプラント治療の流れ

極細のドリル(直径0.3ミリ)でインプラントの位置決めをします インプラント1

極細のドリル(直径0.3ミリ)でインプラントの位置決めをします。ほんとに小さいから全く痛くありません。歯科治療特有の嫌な音もありません。時間にしたら僅か1秒です。

専用器具の通り道をつくります インプラント2

次に細いリーマー(手動のドリルみたいなもの)で専用器具の通り道をつくります。手動ですから何も音がしません。当然痛くもありません。

専用器具(O.A.M オーギュメーター)を使い穴を広げます インプラント3

次から専用器具(O.A.M オーギュメーター)を使い穴を広げます。痩せてしまった骨でも少しずつ拡げるから骨が太く、丈夫になります。

太さを代えてだんだん穴を大きく インプラント4

太さを代えてだんだん穴を大きくしながら、さらに丈夫な骨にします。

器具を取り替えながら徐々に広げていきます インプラント5

必要な穴の大きさになるまで器具を取り替えながら徐々に広げていきます。(図3~5) 骨を削らないから痛くありません。

骨とインプラント体が結合 インプラント6

骨とインプラント体が結合したら歯がはいります。


■治療費の流れ

検査費
★CT撮影
★パノラマレントゲン
★模型・骨マッピング

カウンセリング 

手術費
★一次手術
★ソケットリフト法
★サイナスリフト法
★リッジエクスパンジョン法
★二次手術 など

インプラント体
★ノーベルバイオケア リプレースセレクト
リプレーススピーディ

人工骨及び材料
★カルシテック
★β-tcp
★GTRコラーゲン膜

アバットメント
★既成アバットメント
★カスタムアバットメント
★ジルコニアアバットメント

最終補綴物
★ハイブリッド前装補綴(金属有)
★メタルボンド補綴(金属有)
★ジルコニア補綴(色が自然な透明感) を説明いたします。

 

医療費控除について