歯周病ってどうしてなっちゃうの?

虫歯も歯周病も必ず原因があります。その原因を一つ一つ取り除いていくことと、治す方法を理解していることで予後が大きく変わります。

歯周病の恐ろしいところは気が付くまで自覚がほとんどありません。そのほとんどが慢性炎症なのですから、歯石を取れば全て解決ではなく、歯茎から血が出るくらいなら歯磨きを頑張れば大丈夫と言うものでもありません。

誰だって爪の間から血がでたらびっくりするはずですよね。歯茎から血が出るってことはそれに近いのです。

そこで歯周内科治療です。
位相差顕微鏡で原因を知り、対策をしましょう。方法として歯周病菌の有無を追いかけることと、歯周ポケットの深さを一定に保つことが大事です。そのために予防メインテナンスを行うのです。

位相差顕微鏡


歯周病治療では保険適応できる場合はそれを行います。
しかし時間をかけずに早くしたいときは自費対応できるシステムがあります。

画像管理システム

薬で治す歯周病」若原歯科クリニックも掲載されております。
ハリゾンシロップ(抗カビ薬)を応用した方法で歯磨きをすることと抗生物質を同時に投与することでよい結果を得られます。一旦炎症を抑えた歯肉(歯茎の炎症が無い状態)にします。
その後で歯茎の下にもぐりこんでいる歯石をすべて除去する方法です。
この方法は位相差顕微鏡で歯垢内の歯周病菌観察。除菌することで歯茎に健康を取り戻す方法です。
注意)「歯茎が下がって歯が長くなってしまった。」の場合は治療対象外となります。

位相差顕微鏡を

時間がかかっても治療をしたい場合では保険治療可能になります。
治療には初回から最低でも4回、歯肉下の歯石をすべて取り除く場合は更に多くて7回の通院が必要になります。その後メインテナンス処置で位相差顕微鏡を使用し確認します。
ブラッシングの徹底と長期観察を行います。

いずれも位相差顕微鏡を使って目の前で確認する方法は同じですので、歯周病が気になる人は歯周病菌の確認をお勧めします。

通院時間は掛かりますが、おかげさまで多くの方にご好評を頂いております。